その楽譜は何語で書かれていますか?


Music Methodの記事を初めて読む方は、「はじめに」からお読みください♪

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突然ですが、今演奏しようとしているその楽譜、何語で書かれていますか?
イタリア語?英語?フランス語??
えぇえぇ、もちろん日本語じゃないですよね?

音楽は「言葉」です。
日本人の感覚だと、歌詞がついてないとなんとなく意味を見出せないものですが、音にはそれぞれ意味があるのです。
(西洋音楽を演奏するには、キリスト教ときってもきれないご縁があるので、そんなところをまずは頭の隅っこに覚えておいて下さいね。)

日本式考え方だと・・・
目があるから見えて、耳があるから聞こえて、言葉があるから話せる。
そんな考え方です。

それが、西欧式考え方だと・・・
見たいから目がある、聴きたいから耳がある、伝えたいから言葉がある。
そんな考え方だったりします。

この違い、わかりますか?

“なんとなく”するということがなくって、全てのことに意味を見出しています。

では、これを音楽に置き換えて考えてみますね。
例えば、楽譜にクレッシェンドが表示されています。
そうした場合、あなたはクレッシェンドをしますよね?
でも、なぜここでクレッシェンドなのか?ということを考えてみましたか?
指示が書かれているからクレッシェンドにしたとは思いますが、そこにはちゃんと意味があります。
更にもっと細かく言えば、なぜその音を使っているかということさえも意味があるのです。
だから、演奏する調を変えてしまうと、使う音が変わってしまい、全く意味が変わってしまうこともあります。
…とまぁ、話は尽きない感じになってきますが、“音”には意味があるということをご理解いただけましたでしょうか?

そして、話を戻しますが、「その楽譜は何語ですか? 」という質問。
日本語ではないことはもうおわかりですね?

ここで、日本語についても考えてみましょう。
日本語というのは、その場その場(オンタイム)で、意味が伝わる言語です。
これが、英語になるとどうでしょう?
教科書的に言うと、“後ろから訳す”と表現するように、
後ろに出てくる言葉が、全て前の言葉に戻らないと意味がわからない言語ということです。
先に出てきた言葉に後ろの言葉が戻っていくというようなイメージです。

では、この考え方を音楽に置き換えて考えてみましょう。
ご自身がやりやすい1フレーズだけで構わないので、まずはいつも通り普通に演奏してみてください。
すると、日本語のように、オンタイムで楽譜を読み、前をみて、前に向かって演奏していませんか?
しかも、日本って前かがみ文化なので、やや前傾(テンポが走ったり)だったりしませんか?

それ、完全に日本語で演奏してます!

では、気を取り直して…演奏を西欧式に変えてみましょう♪

まずは、ボート漕ぎをイメージしてみて下さい。
自分の後ろ(背中側)が未来で、見ているのは過去です。
過去をぐっと押すと、ボートは前(背中側)に進んでいきます。
イメージできましたか?

日本式と西欧式では、時間の進み方が違います。
前(未来)を見て、前に進むのではなく、 見ているのは常に後ろ(過去)です。
時間は未来へ向かって進んでいくのではなく、どんどん過去へ戻していくのです。
素晴らしい演奏を聴いたとき、時間が短く感じるのは、実はこの演奏法のせいだったのです!
反対に、時間が長く感じ退屈な演奏は、演奏法として時間を戻していないとも言えます。
もちろんその他の技術面のこともあるのでしょうけれど…

文章での説明が難しいのですが、言葉の違いについて、意識できたでしょうか?
その楽譜は、何語で書かれていますか?
今日からちょこっと意識してみて下さいね♪

Let’s  Try!!

文章を読むだけではわかりにくいな~という方は、お気軽にレッスンへいらしてくださいね(^^)

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